結婚式のゲストに呼ばれるとうれしい気持ちになる一方、参加する際の服装に悩まれる方も多いのではないでしょうか。またスカートを日常的に着る機会のない方であれば、結婚式とはいえスカートに抵抗のある方もいるはずです。
本記事ではパンツドレスとはどのようなものか確認した上で、パンツドレスの結婚式でのマナーについて解説していきます。
あわせてパンツドレスが向いている人、結婚式でパンツドレスを着る際の注意点、パンツドレスの着こなし術などについて解説していきます。
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パンツドレスって？
パンツドレスとはその名称にあるようにパンツタイプのドレスです。
パンツドレスはスカートタイプのドレスよりもクールに仕上がる他、今っぽさを出すことができます。
パンツドレスと一括りにしても素材やデザインなどによってイメージが異なります。
パンツはスカートタイプのドレスよりもクールな印象を人に与える傾向にありますが、ガーリーやエレガントな着こなしを好む方も満足できるものが多いです。
もちろんクールやスタイリッシュに着こなせるデザインのパンツドレスも多くあります。
そんなパンツドレスにはセットアップドレスとオールインワンドレスの2種類があります。
セットアップドレスは上下が分かれたタイプで、片方だけでも着られるため着用できる場が多いでしょう。
オールインワンドレスは上下がつながっているタイプで、形状としてはワンピースをイメージすることもできます。
パンツドレスを結婚式に着て行くのはアリ？
フォーマルな服装は正礼装（フォーマル）、準礼装（セミフォーマル）、略礼装（インフォーマル）の3つに分類できます。
この中でパンツドレスが該当するのは略礼装です。
結婚式のゲストは一般的に準礼装、もしくは略礼装で出席するため、パンツドレスを結婚式で着られるかどうかは結婚式の種類によって異なります。
パンツドレスはカジュアルな結婚式であれば問題ありませんが、会場の格式や列席者によってはNGのこともあります。
例えば新郎新婦の親族や友人が中心のカジュアルな結婚式であれば、パンツドレスでも問題ないことがほとんどです。
結婚式にゲストとしてパンツドレスで参加しようか迷われている方は、式場の格や参加者、規模などを考慮して検討してみてください。
パンツドレスが向いている人
パンツドレスはスカートタイプのドレスよりも動きやすいことから、結婚式で動きまわる予定がある方に特に向いています。
例えば幹事を頼まれており参加者に確認作業などを行わなければならない方や、受付を任されている方はパンツドレスだと動きやすくて便利でしょう。
その他にも、結婚式当日に遠方から式場に直接出向く方もパンツドレスだと負担が少ないです。
新幹線に乗ったり、車を運転したりする際にはスカートタイプのドレスよりもパンツドレスの方がラクでしょう。
結婚式でパンツドレスを着る際の注意点
結婚式に参加する際の服装には細やかなマナーがあるため、パンツドレスを着る際にもマナーを押さえておかなければなりません。
結婚式でパンツドレスを着る際の注意点として以下の3つが挙げられます。
- オープントゥのパンプスはNG
- ベージュ系のストッキングを着用する
- ビジネススーツは×
それぞれについて詳しく解説していきます。
オープントゥのパンプスはNG
結婚式ではつま先が隠れるパンプスを選ぶのが一般的で、オープントゥのパンプスはNGとみなされることがほとんどです。
つま先だけではなく、かかとも隠れるタイプのパンプスが好まれます。
最近では結婚式にオープントゥのパンプスで参加する若い方も少なくありませんが、ミドル層以上の参加者の中には快く思わない人もいるでしょう。
ベージュ系のストッキングを着用する
結婚式では肌の色と馴染むベージュ系のストッキングを着用するのがマナーです。
パンツタイプのドレスであっても、パンプスの間からストッキングの着用の有無は分かりますので忘れずに着用するようにしてください。
ベージュ系以外の色のストッキングを着用していたり、一目で分かるような絵柄の入ったストッキングを着用していたりすると、新郎新婦も恥ずかしい思いをするため注意しましょう。
ビジネススーツは×
パンツドレスが可能であれば、パンツタイプのビジネススーツでの出席も認められるのではないかと思われる方もいるでしょう。
しかし結婚式はお祝いの場であるためビジネススーツは好まれません。
着用する機会があまりないのにドレスを購入するのは気が引けるという方にはレンタルがおすすめです。
また最近はリーズナブルな価格帯でパンツドレスを含む結婚式にも着られるドレスを購入できます。
パンツドレスのおすすめ着こなし術
パンツドレスの種類は豊富にあるため、どのような着こなしをしようか悩まれている方もいるのではないでしょうか。
パンツドレスのおすすめ着こなし術として以下の3つが挙げられます。
- 大人かわいいパステルカラーコーデ
- クールな暗色コーデ
- ゆったりフォルムなフェミニンコーデ
それぞれについて詳しく解説していきます。
大人かわいいパステルカラーコーデ
パステルカラーは結婚式にピッタリの色味である他、着る人のかわいらしさや優しさを引き出してくれる色です。
カジュアルなイメージを抱かれがちなパンツドレスですが、パステルカラーのパンツドレスであればかわいらしい着こなしになるでしょう。
パステルカラーのパンツドレスの中でもシフォン素材やオールインワンタイプはガーリーに着こなしたい方におすすめです。
あわせてフェミニンなアクセサリーを取り入れるなど工夫してみてください。
クールな暗色コーデ
パンツドレスはクールな着こなしにピッタリです。
フェミニン系のファッションに苦手意識のある方はパンツドレスを選択肢に含めてみてください。
パンツドレスの中でもネイビーやブルー、グリーンといった暗色系であれば、大人っぽさがアップします。
全体的にクールな暗色コーデでも、レースやリボンをさりげなく取り入れることで女性らしさも引き出せます。
ゆったりフォルムなフェミニンコーデ
ゆったりとしたフォルムのパンツドレスは女性らしさや愛らしさを演出できるでしょう。
パンツがワイド幅のゆったりとしたフォルムになっていれば、一見しただけではパンツと分からないことも珍しくありません。
華やかなアクセサリーやかわいらしいデザインのバッグとも、ゆったりしたフォルムのパンツドレスは合います。
まとめ
近年、数あるファッションのジャンルの中でもカジュアルは人気があるため、結婚式にもパンツスタイルで出席したいと考える方は増えてきていると見受けられるでしょう。
格式の高い結婚式などではパンツドレスの着用は難しいかもしれませんが、カジュアルな雰囲気のある結婚式であれば問題ないことがほとんどです。
結婚式での着用を想定したパンツドレスも豊富にあるため、好みの洋服の系統を問わずお気に入りの一着に出会えるでしょう。
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