子どもの結婚が決まり、結婚挨拶を終えた後には両家顔合わせを行うのが一般的。
子どもたちが末永く幸せな夫婦生活を築いていくためにも、両家の関係が良好でありたいと考える方も多いはずです。本記事でご紹介するポイントを押さえて、大切な我が子のハレの日に適した服装を選び、相手のご両親にも好印象を与えましょう。
両家顔合わせでの母親の服装で押さえておくべき5つのポイント
両家顔合わせでの母親の服装で、押さえておきたいポイントは5つあります。
- 両家のドレスコードを合わせる
- 場所の雰囲気に合わせる
- 子どもよりも目立つ服装は控える
- 過度な露出は控え、清潔感ある服装を
- アクセサリーやバックは上品なものを選ぶ
気を付けるポイントをそれぞれ見ていきましょう。
両家のドレスコードを合わせる
両家のドレスコードは子どもを通して確認をし、格を合わせておきましょう。両家の一方がフォーマルな服装で、一方がラフな服装で顔合わせをすると気まずい雰囲気になってしまいます。
全員で写真撮影をする場合も多く、ドレスコードが合っていないとアンバランスな印象になってしまいます。
場所の雰囲気に合わせる
食事をする場所の雰囲気に合わせた服装を選びましょう。格式高い高級料亭では、カジュアルなコーディネートはNGです。逆にラフな雰囲気のレストランで、訪問着や高級なスーツを着ていくと場違いな印象になってしまいます。
両家のドレスコードを揃える前に、子どもを通して食事会場の格式を知っておくと安心です。
子供よりも目立つ服装は控える
母親にとってもハレの日となる両家顔合わせですが、あくまでも主役は子どもたち。子どもよりも目立つ服装は控えるようにしましょう。
両家顔合わせはもとより、子どもたちがお互いの親を紹介し合う意味合いがあり、準備から当日まで子どもがリードして準備します。子どもたちの意向を尊重した席になると、主役の2人も安心して結婚のスタートが切れるでしょう。
過度な露出は控え、清潔感ある服装を
子どもよりも目立つ服装をしないためにも、過度な露出は控え、清潔感ある服装を心がけましょう。過度な肌の露出や目立つ派手な色は好ましくありません。
年代に合った上品な印象を与えるワンピースやスーツを着ていくのが一般的です。相手のご両親にもきっちりした印象が与えられるでしょう。
アクセサリーやバッグは上品なものを選ぶ
上品さをプラスするため、ワンピースやスーツにはアクセサリーを身につけるのがおすすめです。ただし、大ぶりのものや派手な色合いのアイテムを選ぶのはNGです。アクセサリーも自分の年代に合った、落ち着きのある上品なアイテムを選びましょう。
バッグはコーディネートをまとめるために、服装に合わせたものを合わせます。大きなバッグはカジュアルな印象を与えてしまうので、小さめなものにするとフォーマルな装いにマッチします。
顔合わせ場所別! 母親の服装例を紹介
次に、両家顔合わせにふさわしい母親の服装について、場所別にご紹介します。
高級レストラン
ホテルなどにある高級なレストランで行われる場合には、エレガントで華やかな印象を与える服装が好ましいです。グレーやベージュなど気品ある色や高級感のあるジャカード素材のスーツ・ワンピースを選ぶのが、特におすすめです。
ジャケットにスーツに合わせたコサージュなどを付けると、着席時にも顔周りが華やかな印象になるでしょう。
高級料亭
格式高い高級料亭では、高級レストランと同じように上品さのあるフォーマルな服装が適しています。また、正座での食事が想定できるので、立ったり座ったりできる服装だと心地よく過ごせるでしょう。動きやすさを重視して、タイトスカートではなくフレアスカートのスーツやワンピースがおすすめです。
ワンピースにジャケットを合わせる場合には、ワンピースと同じ色・素材のジャケットにするとフォーマル度がアップします。
カジュアルレストラン
カジュアルな雰囲気のレストランでの両家顔合わせでは、パンツスタイルでもいいでしょう。パンツスタイルはワンピースやスーツのスカートスタイルと比べると、多少フォーマル度は下がります。
ですが、カジュアルな雰囲気のレストランなら、かえってマッチする場合も多いです。
華やかな場にふさわしいよう、エレガントな色合いのセットアップやパンツスーツがおすすめです。
地元の馴染みの店
地元の馴染みのお店での両家顔合わせなら、ラフすぎない普段着でもOKです。色は黒や紺など、落ち着いた服装を選ぶと好ましいです。
せっかくの席なので、普段の食事と差別化できるよう、少しきれいめなコーディネートにするとよりよいでしょう。
相手のご両親や子どもたちの服装を確認し、家族全員でドレスコード(格)を合わせると安心です。
TPOに合った服装で両家の関係性を深めましょう
今回は両家顔合わせでの母親の服装についてご紹介しました。いずれにしても場所の雰囲気や両家の服装を合わせるのが大切です。
そのためには、主役である子どもたちへの事前確認と準備が必要不可欠となります。
準備が大変だと感じる場合もあるかもしれませんが、相手家族との良好な関係をスタートできるよう、両親も適した服装で望みましょう。
相手を思いやりながら悩んで決めた服装なら、心に残る素敵な時間を過ごせるはずです。