スーツは清潔感があり、職種に合ったものを選ぶことが大切です。
とくに営業職の方は、顧客と顔を合わせる機会が多いもの。
なかには「営業に適したレディースーツがわからない」と悩む方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、営業で最適なレディーススーツの紹介やレディーススーツ選びで気をつけること、準備すべきスーツの数まで解説します。
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営業で最適なレディーススーツとは
営業で最適なレディーススーツとは、清潔感があるきれい目のスーツです。
また、職種や社内の雰囲気に合っていることも重視しましょう。
ここでは、営業に適しているスーツについて解説します。
清潔感があってきれい目のスーツ
営業で最適なレディーススーツは、清潔感のあるスーツです。
営業職は、短い時間で相手の信頼を得なければなりません。
清潔感のある人は第一印象がよく、限られた時間のなかでも信頼を得やすくなります。
清潔感を与えるためには、スーツの色にこだわるのがおすすめです。
なかでも黒や白、グレーなどの無彩色は清潔感のある印象を与えます。
落ち着いた無彩を身につけることで、相手に対する礼儀正しさをアピールすることもできます。
職種や社内の雰囲気に合ったスーツ
職種や社内の雰囲気に合ったスーツ選びをすることも大切です。
たとえば、不動産業界の営業職には、安心感と信用感を与える雰囲気づくりが求められます。
そのため、落ち着いた印象を与えるために黒やグレーなど無彩色のスーツがおすすめです。
一方で、IT関連の営業の場合はクリエイティブな印象を与えるスーツがよいでしょう。
ベージュやグリーンなど、固くなりすぎない色がおすすめです。
営業で最適なレディーススーツ選びで気をつけること
営業にピッタリなレディーススーツを選ぶにあたっては、色のほかにも注意すべき点があります。
たとえ清潔感があっても、季節感とズレていたり、体型に合っていなかったりすると、だらしなく見えてしまうでしょう。
ここでは、レディーススーツ選びで気をつけることを紹介します。
1. ビジネス用スーツを強調し過ぎない
レディーススーツはメンズスーツと違い、ビジネス用スーツであることを強調し過ぎない方がよいでしょう。
営業の際は、雰囲気の柔らかい女性のほうが相手と話しやすいこともあります。
しかし、ビジネス用の印象が強いスーツを着ると、かえって話しづらい印象を与えてしまうかもしれません。
職種や社内の雰囲気が固い場合は、小物で女性らしさを演出するのがおすすめです。
たとえば、華奢な時計やアクセサリーを身につけて変化を加えるなどの工夫をすれば、柔らかい印象を与えることができます。
全体の雰囲気も壊さずに済むのでおすすめです。
2. 機能性を優先させる
一日中営業先を回るような職種は、機能性も重視しましょう。
とくに、洗える機能、ノーアイロン&形態安定機能、ストレッチ機能が備わったスーツがおすすめです。
以下、それぞれの機能についてまとめました。
洗える機能
洗える機能は、ウォッシャブル機能ともいわれており、自宅で洗濯することができます。
わざわざクリーニングに出す必要がないため、スーツ着用が必須の営業職にとっては非常に便利です。
外回りメインの営業職はほぼ毎日スーツを着るため、汗や汚れがつきやすいもの。
洗える機能が備わったスーツであれば、着回しもしやすくなるでしょう。
ただし、洗う頻度には注意が必要です。
洗いすぎるとスーツの生地を傷める原因となるため、月一回ほどのペースで洗うとよいでしょう。
また、洗い方によって生地を傷めることもあります。
そのため、初めて洗える機能が備わったスーツを買う際は、店舗スタッフに洗い方をよく確認しておくことをおすすめします。
ノーアイロン&形態安定機能
ノーアイロン&形態安定機能とは、洗濯後にアイロンをしなくてもすぐに着用できる機能のことです。
また、形態安定機能とはスーツの形が崩れにくい機能のことでシワができにくくなります。
スーツのお手入れを楽にしてくれる機能です。
ストレッチ機能
スーツは体のシルエットにぴったり合うように作られているため、動きづらさを感じることも多いでしょう。
そこでおすすめなのが、ストレッチ機能があるスーツです。
ストレッチ機能が備わったスーツは、体の動きに合わせて伸縮するため、立ったり座ったりする動作がしやすくなります。
ストレスなく動き回ることができるでしょう。
3. 営業先や訪問先でスーツのスタイルを変える
営業先や訪問先によって、スーツのスタイルを変えることも大切です。
とくに海外と取引を行う場合は、心理的効果も意識するとよいでしょう。
日本の場合、心理的な面を参考にスーツを選ぶケースは少ないようです。
結果的に、清潔感のある黒を選ぶ傾向にあります。
ただ、海外における黒のイメージは、不安な気持ちや恐怖といったものです。
営業相手が海外の方なら、黒いスーツは避けたほうがよいかもしれません。
ちなみに、海外のビジネスマンはネイビーやグレーといった色のスーツを選ぶ傾向にあるようです。
4. 季節別にスーツを用意する
一年中スーツを着る営業職は、春夏用と秋冬用のスーツ両方を用意しましょう。
春夏用と秋冬用とでは生地、裏地、色味に違いがあります。
季節感に合ったスーツを用意しておくことで快適に過ごせるだけでなく、相手にもよい印象を与えることができます。
ただし、肌の露出を増やすと相手の印象が悪くなる可能性があるため、注意しましょう。
とくに春夏は気温が上がる分、肌を出したいと考える方もいるかもしれませんが、露出はあくまでも控えめにすべきです。
スカートの丈は短すぎないか、インナーの胸元は開けすぎていないかなどを、しっかり確認しましょう。
5. 体形に合わせたシルエットにする
スーツは体型に合わせてぴったり着ることが一般的です。
サイズが大きすぎるとルーズに見えるのでだらしない印象を与えてしまいます。
また、小さすぎてもボディラインがはっきりしてしまうため、ビジネスの場にはふさわしくありません。
スーツのサイズを選ぶ際は、体型に合うキレイなシルエットを意識するのがおすすめです。
適切な既製品がなかなか見つからなければ、オーダーメイドを検討してもよいでしょう。
6. ポケットなしのジャケットは選ばない
ポケットなしのジャケットは、名刺交換の機会が多い営業職に向いていません。
名刺をスマートに取り出すためにも、営業職のスーツは、ジャケットにポケットがあるものがおすすめです。
営業で最適なスーツは3着以上用意すること
季節別にスーツを用意する必要性について説明しました。
なお、営業用のスーツは3着以上持つのがおすすめです。
株式会社バルクでは、10〜60代の会員を対象にスーツに関する調査をおこなっています。
その結果、52.2%もの方がスーツを3~5着購入していると答えました。営業職に絞ると、3着以上購入している方は78.3%でした。[注1]
洗い替えや相手による使い分けなどを考慮しても、営業用のレディーススーツは3着以上用意しておいた方がよいでしょう。
[注1]株式会社バルク マーケティングリサーチ事業:vol.68 スーツに関するリサーチ結果
営業に最適なレディーススーツでよい印象を与えましょう
営業で最適なレディーススーツを選ぶ際は、清潔感を第一に、職種や雰囲気のよさを意識するのがおすすめです。
また、営業職は常に動き回るので機能性を意識することも大切です。
洗える機能やノーアイロン&形態安定機能があれば清潔に保つことができます。
また、ストレッチ機能が備わっているとストレスなく動き回れるでしょう。
相手によい印象を与えるためにも、営業に向いた、自分の体型に合うレディーススーツを選んでください。
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