軽くて暖かいダウンコートは冬のレディースファッションにとって欠かせないアイテムです。
今回はダウンコートの1番のメリットである軽さ・暖かさの理由と、おすすめのダウンコートの選び方について解説します。
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ダウンコート最大のメリットは軽さと暖かさ
屋外と室内、車内などで気温の差が激しい冬では、コートの着脱も多くなります。コートを脱いで手で持つことを考えると、コートの軽さは重要です。
軽いコートは着ているときも身軽で動きやすく、重さで肩がこるということもないでしょう。
ダウンコート最大のメリットはやはり、ダウン特有の軽さと暖かです。その理由について解説していきましょう。
ダウンコートの中身はダウンボールとスモールフェザー
ダウンコートの中身であるダウンは、ダウンボールとスモールフェザーです。
ダウンボールは、水鳥の胸のところの羽毛(ボール状)1羽から5~10gくらいしかとれない希少性が高いものです。とても軽く、空気を多く含むため暖かい空気を逃がしません。
ダウンボールのなかには、ホワイトグースダウンなど水鳥の種類によって品質や価格に差があるものもあります。
スモールフェザーは水鳥の羽の部分の羽毛です。ダウンボールより保温性や柔らかさには劣りますが、弾力性と通気性は高いです。
ダウンボールとスモールフェザーをあわせることで、軽量かつ保温性・吸湿性・放湿性に優れたコートができあがります。
ダウンコートのおすすめの選び方
ダウンコートもさまざまなブランドやショップから販売されているため、どれを選ぶか迷うところでしょう。
ここからはダウンの特性を最大限に活かしたダウンコートの選び方について解説します。
ダウンコートの性能はダウンボールの割合次第
ダウンコートの軽さと暖かさを重視するなら、ダウンボールの割合が重要です。ダウンボールの割合が多いほど軽く・暖かいダウンコートになります。
しかし、暖かさだけをみるならば、下の表にあるダウンの総重量をみてみましょう。
A | B | |
ダウンボールの割合 | 80% | 90% |
スモールフェザーの割合 | 20% | 10% |
ダウンの総重量 | 500g | 300g |
この表のAとBのコートでは、ダウンボールの割合が高いBのほうが軽く、暖かいコートと考える人が多いでしょう。
Bのコートのほうがダウンボールの割合が高くても、量が少なければ暖かさは半減します。実際は総重量が200gも多いAのほうが暖かいと感じる人がほとんどです。
とはいえ、ダウンボールの割合が高くなればなるほど商品価格に反映されます。
入手しやすい価格であることに加え、ダウンボールとスモールフェザーの性質と最大限に活かした割合は、ダウンボール:スモールフェザー=8:2という考え方が一般的です。
ダウンコートの品質はフィルパワー(FP)で判断する
ダウンコートの品質の判断材料としてフィルパワー(FP)も重要です。
フィルパワーは、同じ重さのダウンをかさ高で比べたもので、かさ高が高いものは空気を多く含む、上質なダウンの証明となります。
コートのタグなどにフィルパワーの表記がないときは、ダウンコートを手で握ってみてください。
コートの表面生地の素材にもよりますが、コートを握って放したあと、すぐに形が戻ればフィルパワーが高い、戻り方が遅いとフィルパワーが低いと判断できます。
ジャストサイズのものを選ぶのがベスト
大き目のサイズのコートを選び、中にしっかり着込んで上からダウンコートを着るよりも、コートの着脱で室内外の寒暖差を調整しやすいようにあまり着こまずジャストサイズのダウンコートを選ぶことをおすすめします。
ゆったりサイズを選んでしまうと、身体とコートの間にすき間ができてしまい、暖かい空気が逃げてしまうため、おすすめできません。
ジャストサイズのコートでアウターとトップスのすき間を埋めることで保温性が高まります。
また、ダウンコートは表面生地の素材もさまざまですから、選ぶときは繊維表示を確認して、自分に合ったダウンコートを見つけましょう。
ダウンコートは軽いうえに保温・保湿が高いマストアイテム
冬のレディースファッションアイテムとして欠かせないコートは、保温性と重量感のバランスが取れたものを選ぶのがおすすめです。
暖かさを重視し過ぎると着ぶくれて見えたり、暖房が効いている室内では暑くて汗をかき身体を冷やす可能性もあります。
その点、水鳥の羽を使った、軽くて保温・保湿・吸湿性が高いダウンコートはぜひ1着は持っていたいアイテムといえます。
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