就職活動を行う時期は人それぞれですが、秋から冬、またまだ少し肌寒い春にかけて就活を行うのであればコートは必須です。
リクルートスーツはほぼ決まったスタイルなので特に迷ったりしないものの、コートとなるとどういったものを選べばよいか分からない方もいるでしょう。
ここでは、就職活動(就活)の時に着るコートの選び方をご紹介するので参考にしてみてください。
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就職活動のためにコートを購入したほうがよい理由
基本的に、手持ちのコートのなかにスーツと合うものがあれば、わざわざ購入する必要はありません。
そもそも、コートは面接や説明会の会場に入る前に脱ぐものですから、面接担当者や人事担当者に見られることはなく、逆に脱がないで会場に入ってしまうというマナー違反の方が問題視されます。
ですが、腕にかけて持ち歩くので、スーツのフォーマルさに合わないコートだと手を抜いているように思われる可能性があります。
就活で着るコートは社会人になってからも活用できますから、ちゃんとしたコートを持っていない場合は1着購入しておくのがおすすめです。
就職活動の時に着るコートの選び方をご紹介
コートと一口に言っても、デザインや素材、色などたくさんの種類があります。コートにはリクルートスーツのように決まった形がないので、選び方に迷ってしまうかもしれませんが、リクルートスーツに合うものであれば問題ありません。
就職活動に適したコートとしては、
- トレンチコート or チェスターコート
- コートの色は「黒（ブラックまたはグレー）」or 「紺（ネイビー）」or 「ベージュ」or 「白(アイボリー)」
この２点を押さえておくと間違いありません。
それでは、就活時に適したコートのデザイン、色について詳しくご紹介していきます。
①就活にはトレンチコートかチェスターコートがおすすめ
就活用コートのデザインでもっともスタンダードなのはトレンチコートなので、このデザインを選んでおけば間違いありません。
ただし、トレンチコートはきちんとベルトをしないとだらしない印象になってしまうため、脱ぎ着が面倒だったり締め付け感が好みじゃなかったりする方もいるでしょう。
そういった方には、チェスターコートがおすすめです。
チェスターコートであれば脱ぎ着もしやすく、普段使いもしやすいので一着持っておくと、就活にもプライベートにも使えます。
ただし、チェスターコートは腕周りが細かったり、肩パットが入っていたりするものがあるので、スーツに合わせるときつくなってしまうかもしれないため、必ずスーツを着て試着してください。
ダッフルコートやダウンコートなどカジュアルなコートはNG
自分的にリクルートスーツに合うと思っても、ダッフルコートやダウンコートなど、見た目をカジュアルダウンしてしまうデザインのコートはNGです。
最近はスーツにカジュアルなコートを合わせる社会人も多くなっていますが、これはあくまでも就職してからOKになるファッションです。就活では、カジュアルスタイルはNGなので気をつけましょう。
②就活用に適したコートの色は「黒(グレー)」「紺」「ベージュ」「白(アイボリー)」
リクルートスーツは、黒や紺、グレーなどの控えめな色が一般的なので、コートはスーツと同様の落ち着いた色味の黒や紺、グレー、春先などではベージュや白系(アイボリーなど)などのシンプルな色が合わせやすいです。
就活用のコートを選ぶなら、落ち着いた黒・紺・グレー、もしくは軽めの色の中でもシンプルなベージュ・白系(アイボリー)から選ぶようにすれば間違いありません。
トレンチコートに多いカーキやブラウンなどでも大きな問題はありませんが、こういった色合いを選んでしまうとカジュアルな印象が強くなってしまうので注意しましょう。
また、トレンチコートでは明るめの色であるベージュやアイボリーを選んでも、素材感がパリっとしているためにフォーマルな印象を与えますが、チェスターコートでは素材感がカジュアルなことも多いので、くだけた印象になりそうであればチェスターコートでの明るめの色は控えた方が無難です。
派手な色は絶対に選ばないこと
コートは安いものではありませんから、購入するのであれば私服でも使える物を選びたいと思うのも当然です。
だからといって、赤やピンク、グリーンなどの派手な印象を与える色は絶対に止めましょう。
業種にもよりますが、派手な色は基本的にビジネスシーンでは使用されませんし、そもそも就活という真面目な場でビビッドな色を選ぶとそれだけで常識を疑われてしまうので、必ず落ち着いた色を選んでください。
就職活動用のコートは機能性も重要
コートを選ぶときはデザインやカラーを重視してしまいますが、就活用のコート選びでは機能性もしっかりチェックしましょう。
いくら就活に適したコートであっても、重ければ肩が凝ってしまいますし、移動するだけで疲れてしまうので、面接に差し支えます。
ここでは、就活用コートに必要な機能をご紹介します。
軽くて暖かいものがベスト
チェスターコートは素材がウールの物が多く、どうしても重たくなりがちです。暖かさの面で言えばウールは最高ですが、長時間着用したり移動したりすると負担になりますし、価格帯によっては繊維がちくちくして着心地が悪いものもあります。
コートは軽くて暖かいものがベストですから、クオリティーではなく化学繊維などを使っているコートを選ぶのがおすすめです。
天候の急変にも対応できる撥水加工
就活では急に天気が変わって雨に濡れてしまうこともあります。こういったときに撥水加工がされているコートであればリクルートスーツが濡れずに済みますし、水もさっと拭き取れるのでとても便利です。
もちろん折りたたみ傘を持ち歩くのは常識ですが、それでもアウターは濡れるリスクが高いので、撥水加工のコートを選ぶのが正解です。
就職活動ではコートのマナーも守りましょう
コートは会社に入る前に脱ぐのが礼儀なので、手持ちのものでもよいと思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、社外で脱ぐとしても、どこで会社の人に見られているか分かりませんし、手に持って入るのですから派手な色のコートやブルゾンなどカジュアルなものはNGです。
といっても、マナーさえ守っていればそこまで厳格な縛りはないので、常識の範囲内で社会人になっても長く着られるコートを選びましょう。
就職活動におすすめのコートをピックアップ
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